日曜坐禅会では経典に少し触れるのですが、第1回はどうしようかなと迷った挙句、やはり初心にかえって、四諦をとりあげることにしました。日頃使われている、「四苦八苦」の語源ともなった初期仏教教義の基本です。
「人生はね、ほんとは楽しくて素晴らしいはずなんだってば!」という発想から展開するか、「人生はね、もうぜんぜん辛くて苦しいことばかりなんだよ・・・」という発想から展開するか、と、疑問を呈せば、仏教は断然に悲観的な後者です。そして、楽観でも悲観でもない、その中間におちつくことを理論付けているのが四諦でしょうか。
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