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2014年6月6日金曜日

読売新聞の記事から

 読売新聞にテッィク・ナット・ハンが指導する一日瞑想体験(座禅、経行)の記事がありました。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=99562

 テッィク・ナット・ハンはダライ・ラマにつぐとても人気のある禅僧です。「行動する仏教 engaged Buddhismus」ということを提唱されている方です。簡単に説明すると、仏教の教えが自己満足で終わらぬよう、積極的に社会、そして人々とかかわっていきましょうということを説かれています。
 誤解がないように書きますが、信徒獲得のために奔走するという意味ではありません。仏教は人間の苦をとことん論理的に追求していますが、ここからどのようによりよく生きていくかということを最大の課題としています。それは、日々の座禅であったり、職場や家庭での役割全うであったり、はたまた社会奉仕であったりと、日常の普通のことを一生懸命やりましょう、ということにつながってきます。この日常生活のひとつひとつをどのような意識でやりくりしていくかというと、座禅や経行での訓練が役にたってくるわけです。
 近日中にzenzai53でも一日瞑想体験を行います。この時期最高に美しい森の中での経行も一緒に行います。今から楽しみです。

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