「善財道中」 ドイツで仏教学を一般に教えています。気になる社会問題、国際養子縁組、乳がんに関して等々、日々の徒然を仏教的視点で…そして時にはただのニッポンのオバさんの視点で書きとめます。
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2014年10月27日月曜日
宇宙と神 Universum und God
今日、某天文学者のインタビューを聞きました。彼曰く、宇宙という果てしないものを相手にしていると、いつか神という意識が出てくるとそうです。はてさて、それではどんな神ですか?とインタビュアーの人が質問すると、彼の答えは、「“ほら、こんなだよ”と現れた瞬間にはもう次のものに変わっている。その繰り返しで、実体として納得認識しようとすると、すぐに形を変えて消え去ってしまう。結局 “実体としてつかみきれないもの”」が、神のイメージなんだそうです。まさに仏教でいう空の思想につながるな、と楽しく拝聴しました。
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