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2016年3月18日金曜日

震災5年 メディアを通して思うこと

 3月に入ってしばらくブログ更新が滞ってしまいました。震災5年目ということで、あちこちのメディアで被災地の今なるものが取り上げられ、しばらくネット漬けでした。そして、5年目という区切りの年にあたり、至る所でドキュメントフィルムが上映され、テレビでも特集が組まれています。久々に故郷を映像とコメントを通して見てみると、なんとも言えない感情が沸き起こります。
 5年の節目に阿部首相は、いろんなところに出没して復興をアピールしてますが、実際、復興が進んでいるところにしか顔だしていませんよ。復興が進んでいない土地のほうが多数ですが、そちらに顔を出す勇気はもちろんないですよね。自民党の皆さん、震災当時双葉町の被災者のデモに雁首をそろえて復興を誓っていましたが、あれはどうなったんですか?結局ただの政局奪還のためのプロバカンダだったのですね。とっくに予想はしていましたが。もっと言わせて貰えば、オリンピックよりも復興のほうに時間も税金も使って欲しかった。オリンピックで日本の復興の様子を世界に見せて、何か変わりますか?東北人がいつまでもじっと我慢して、世界にお礼の言葉をむけるだろうなんてシナリオはお断りです。そしてまたオリンピックを理由に、被災地に浅はかな知識しか持ち合わせない取材班が押し寄せるほうが迷惑です。そして東京電力、被災者への補償を自分の客から少しづつこっそりと徴収してゆく手法は、まったくもって賊徒です。
 
 ちょっと落ち着いて… ドイツの映画監督ドリス・ドリーも福島を舞台に映画を製作して昨日公開なりました。鑑賞後の感想をここで報告します。

 

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