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2018年3月12日月曜日

タクシーモハメッド2

 タクシーモハメッドの話の続きです。癌患者と認定されると、放射線治療や化学療法のための病院通いにあたりタクシー代が支給されるという話を前回しました。このシステムをすべての人間が利用しているとは限りませんが、私は利用することにしました。そのはじめに、保険会社からタクシー会社のリストが患者に渡されます。そこには約30余りの近郊タクシー会社の名前、住所、電話番号が記載されています。そこから自分で選び予約をとるわけです。一度決めたらずっとその会社を利用します。他の会社との併用も可能でしょうが、手続きに必要な書類を集めるのが面倒なので一会社以上利用する人は、ほとんどいないでしょう。
 さあ、どの会社にしようか。日本と同じでタクシー会社の名前は「(県名)交通」とか「(苗字)タクシー」とかそんなものばかりです。まずは、家から近いタクシー会社を選び電話をすると、1軒目すでにこの先1ヶ月予約で満車。2軒目は電話が繋がらない。3軒目も満車。4軒目も満車。と、思うようにいきません。満車が3社も出てくると、今まで知らなかったタクシー会社事情がちょっと見えてきて作戦変更することにしました。ここまでは、家から近く無難な名前のタクシー会社に電話をしていましたが、ドイツ人がおそらく電話しないであろうタクシー会社に当たるべし! リスト中央部に目に付いたのは「タクシーモハメッド」。これだ。家からも近い。そこで電話をすると、案の定外国人訛りのドイツ語の男性が即応。明日からすぐ予約可能とのこと。声の感じもいいし、病院のことや、治療の流れまでよく知っている。こりゃいいやと即決。翌日予約時刻きっかりに来たのはアフガニスタン出身の運転手でした。続く…

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